こだわり
刃物の性質を理解した研ぎの技
弊社ではそれぞれ異なる刃物の性質をしっかりと理解した職人が、刃の角度にこだわりながら丁寧に包丁を研いでいきます。
切れ味の良さを追求するのはもちろんのこと、刃の寿命も考えながら研いでいきますので、耐久性を高めることも可能です。
また、切れ味を保ちたいか、包丁を長持ちさせたいかによって研ぎ方も変えていきますので、ご依頼時にご希望をお伝えください。
切れ味を求める場合には刃の角度を数ミリ単位で鋭角に仕上げ、寿命を重視する場合には角度付ける割合を大きくします。
ご要望に基づき、1本1本角度を変えながら丁寧に仕上げてまいります。
使い慣れた馴染みのよい包丁を長く使い続けていただくべく、プロのこだわりで仕上げていますので、どうぞ安心してご利用ください。
2種類の砥石を使用して研ぎます
まずは「中砥石」を使います
中砥石は包丁の切れ味を回復させるのに欠かせない砥石です。
中砥石での包丁研ぎは日々のメンテナンスとしても重要な工程ですが、プロにお任せいただくことで仕上がりに大きく差が出ます。
刃先を整えるために全体を粗く削り、表面を整える大切な工程です。
仕上げに「仕上げ砥石」で研ぎ澄まします
次に仕上げ砥石を用いて全体が均一になるように研いでいきます。
裏の刃先から根元まで丁寧に研いだ後、表面も研ぎ澄ましていきます。刃先のチェックを行い仕上げ砥で裏・表を研ぐことで、切れ味に優れ耐久性を高めることができます。
片刃、両刃いずれも対応可能ですのでお気軽にご依頼ください。
日頃の包丁のお手入れについて
せっかく費用と時間をかけてプロの包丁研ぎを利用しても、使い続けていくうちにどうやっても切れ味は低下していきます。
少しでも包丁の寿命を持たせプロによるメンテナンスのスパンを長く保つには、日々のお手入れは欠かせません。
まず、調理をする際には包丁をまな板に強く当てないようにしましょう。強く当てると刃こぼれの原因となります。
ご家庭でのお手入れには中砥石があれば、十分なメンテナンスが可能です。包丁の切れ味が悪くなったときに使えば、切れ味が戻ります。
普段のお手入れでお困りの際には、ぜひお気軽に弊社へご相談ください。